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武州中山道を歩いて 20 熊谷宿

前回通った熊谷駅の踏切を出発点に銀座1丁目という
派手な名前の交差点に出た…ここから17号を八木橋百貨店まで
1キロちょっとが熊谷宿なのだという  
次の筑波交差点は交通量が多く、非常に大きな歩道橋を渡ることになる
今後の行程を考えて籠原方向に向かって右の道を選んで降りて行ったが、
これがこの日の歩道橋攻撃の始まりだった…

 少し歩くとまたまた歩道橋がある…市役所入り口交差点だ…
この先の本陣跡を見るにはどうも左側を歩いた方がよさそうなので
見通しの甘さを悔やみつつ本日2回目の歩道橋渡りとなった…
 


 熊谷宿の本陣跡を確認したいと思い少し探しまわった
17号と並行して南本町商店街が数百メートルの規模で
存在することが目についた
しかし驚くほど活気がなく、ほとんど閉店状態なのだ
日本の経済体制が明らかに変換していることを簡潔に示していると思った

 本陣跡を示す記念板は八木橋の斜め前のバス停横に立っていた 
そのバス停だけは屋根にかわらが乗った頭でっかちの特製だった
終戦直前の空襲で市街地の大半と本陣も運命を共にしたようだ…

 星渓園という回遊式庭園に入ってみた…

 千坪ほどの敷地中央に池があり周りを樹木が取り囲んでいる
片隅に山口青邨の句碑があった…

夕紅葉鯉は浮くまま人去りぬ

 湧水が水源というわりには水は濁っており、この時は鯉の姿は見えなかった
池の端に幹回りが5mくらいありそうなクスノキがあった

その隣には塀もなく同じぐらいの高さの民家がある
ベランダにはシャツなどの洗濯ものがたくさん干してあり、
その生活感とずっしりと年輪を重ねているクスノキの対比が妙におかしかった

時刻はお昼時をだいぶ過ぎている

駅前で買い損ねたらここまでコンビニが全く見つからない
近くの八木橋百貨店で何か食べることにした
地下食品売り場でイートインを探す
この日は風も強く、冷えていたので断然麺類を食べたかったのにない
不本意だが7階のレストラン街で中華の店に入ると
案内された西側のカウンター席からは素晴らしい展望が広がっていた
 
ちょっと元気になり、料理ができるまでスケッチする…

yagihasi071_convert_20130121180201.jpg 

 東北新幹線の高架から熊谷堤、比企丘陵などなど平日の真昼間に贅沢なパノラマである
多分江戸時代なら地上からほぼ同じ景色が見えたことだろう…


 ■  不思議な寺 ■

 八木橋の隣に大きな寺があった…熊谷寺…<ゆうこくじ>と読むらしい…
大きなゆったりとした曲線の屋根を持つ本堂が目に入る…
しかし不釣り合いに思える剣呑な鉄の門扉が閉まっており、
「入山ご遠慮…」の看板が出ていた…

 これまでたくさんの神社仏閣を見てきたが
これだけ大きな規模の寺でここまでシャットアウトは珍しい
あのとげぬき地蔵の高岩寺だって境内に入ろうと思えば
入れないことはなかった(立ち入らなかったが…)

 観光地の京都奈良の寺もこれほど固くなではないのではないか
拝観料の問題ではないらしく、きっとこうなるには何か事情があるに違いない…
先を急ぐのでそのままスルーすることにする

 八木橋の1階通路が旧中山道だということは有名らしい
西側に出て、そこから茶色に塗られた一方通行の道を入っていく…
 しばらく進むと道はまた17号に合流…石原駅入り口、
熊谷警察署前の交差点を過ぎると梅林堂のところで道が左に別れている

その先に通称<新島一里塚>があるのだ…

niijimaitirizuka072_convert_20130121175911.jpg



 1メートルほどの石垣に囲まれたケヤキの巨木が右手に見えた
写真で見たのに比べると上の方が失われているようだ
多分ここ数年のことだと思う…

 記録によれば塚の木は榎とあるのにこれはケヤキ…

木を保護する石垣の形も四角ではなく六角形…
事情よくわからないが、このあたりにあったことはまちがいないのだろう

その近くには忍領の境界を示す石碑が立っていた(昔は16カ所に立っていたらしい)

 ひたすら歩いていくと道がまた17号にぶつかり
そこから斜め右側に旧道が続く地点にでた…
ここでまた歩道橋を渡ることになった…久保島歩道橋

歩道橋の上からは更に日光の山々が近く見えるようだ…

 旧道を歩いていくと右側に水路がありガードレールがついている場所があった…
ガードレールと水路の間に歩行スペースはない
ガードレールの切れ目は民家への橋がある
ガードレールは歩行者の保護ではなく、自動車のためのものだった…

 そんなことを考えて歩いているとかなり時代ものの
しっくい壁にかわらが乗っている塀が数十メートル続く屋敷があった
この塀に沿って数メートル間隔で一抱えぐらいの大石が点々
と埋め込まれているこれは何のためなのか?

ベンチ代りではないと思うが…面白いのでスケッチする


tamaiyasiki073_convert_20130121180548.jpg

やがて熊谷バイパスとぶつかる玉井南交差点に出た…
またまた歩道橋があった…
本日5回目の歩道橋にもうやけくその心境で登る

 渡り終わって少し歩いたところから急に道幅が広くなり、
歩道には並木が植えられている
ちょっと高級住宅街の風情だ…そんな地域の一角に古い地蔵堂があった
まるで結界のように周りから独立した雰囲気を保っている…
移設したとの表示があるので多分区画整理に伴ってここに移したのだろう…

右手にベルクが見えたところから左に道を曲がれば籠原駅が近い


籠原から深谷宿方面の旅は次回 ⇒№21へ続く…

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プロフィール

楽葉サンタ

Author:楽葉サンタ
元児童劇団員、元図書館員…
リタイアした現在は幼児でも遊べる人形劇を楽しく研究中…
妻一人、子ども三人、孫四人

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