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武州中山道を歩いて 21 深谷宿 その1

 ■ 籠原駅から一里塚跡へ ■

 1月以来中断していた街道歩きを再開…
スタートとなる籠原駅のホームをおりると前5両切り離し…の放送があった
めずらしいのでその場所へいってみたが作業員の姿はなく、
駅員によるとこれですでに 切り離し状態になっているのだという…
事実、しばらくして静かに前5両は走り出した…
接続部分はお互いに凸凹がかみ合う構造になっており、これを電気的に遠隔操作したのだ…

 駅前からアスファルトの匂いも懐かしい舗装されたばかりの道路を通り、
17号籠原駅入口交差点を横切った旧中山道から旅を続行…
すぐに左側に明治天皇小休止址の碑があった…

しばらくいくと左側に若干の空き地に枯木が1本目についた…

higasigataitirizuka078_convert_20130308153947.jpg

これが東方(ひがしがた)の一里塚(18里目)らしい…
らしい…というのは案内板もなく、土台はほんの少し盛り土があるだけで、
木も榎ではないからネットの予備知識がなければ気付かないだろう…

  ■ 国済寺 ■
 駅から3キロほど歩いた交差点の向こうでEさんが手を振っている
Eさんは職場で大変お世話になった先輩で中山道に面した場所に
お住まいになっている
家におじゃましてお茶をいただき、少し一緒に歩いてくださるということで
一緒に近くの国済寺に向かう…

国済寺は上杉氏ゆかりの広大な館に創設された古刹だ…

境内には趣のある三門と歴史を感じさせる黒門があった…

kokusaijisanmon080_convert_20130308154234.jpg 
三門はどこか絵本の『ちいさいおうち』を思い起こさせるものがあった…
ちいさいおうちちいさいおうち
(1965/12/16)
ばーじにあ・りー・ばーとん

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kokusaijikuromon077_convert_20130308154129.jpg
 
黒門には火災にあったような形跡が刻まれていた…

 Eさんには国済寺から更に少し上った原郷交差点まで同行していただいた…
そこには深谷宿を出る旅人が振り返ったという見返りの松が立派な石碑とともに
あるのだが、肝心の松が3メートルほどしかない若木でスケッチする気分には
ならなかった…数年前の落雷で代替わりしたと伺った 


 ■ 深谷宿に入る ■

 原郷から少し行くと右手に大きな燈篭が目に入る
これは深谷宿の東西入り口にある常夜燈なのだ
これまで見たことがないくらい大きい(4m)…電源用のコードが引き込まれているので
点灯可能に違いない…
 本来ならここでスケッチブックを取り出すのだがこの時は
お腹もすいていたので、絵は西の常夜燈にしようと決めて先を急いだ

その先に川(唐沢川)があり、歩道が分離した立派な橋がかかっていた…
江戸時代には珍しい石橋だったという行人橋(ぎょうにんばし)だ…
川は相当下の方を流れていて水は少ないものの自然を留めた流れなので
近づきたかったけれどフェンスがしっかりガードして入れない
全くこんな光景にはすっかり見慣れてしまった…

それにしても深谷宿だというのに中山道に全くコンビニはない…
店自体が少なく(閉まっている)食事など出来そうにない…
熊谷宿と同じ運命になりそうなので不本意ながら仲町交差点から左折して
深谷駅方向に店を探すことにした
100メートルほど歩くと右の方にレトロな喫茶店があった
ほこりまみれのサンプルにカレーやピラフがあるのを見届けて
ともかく入ることにした…時刻は午後2時過ぎ…
 中には常連そうなおばさんが二人いるだけ
昔風なので敢えて昔よく食べた海老ピラフを注文した…
出てきたサラダ付きのピラフはビックリするくらい20代によく通った
喫茶店のそれに味が似ていたのだった…

 ぼくが店内にいた20分ぐらいの間BGMは
ペドロ&カプリシャスとさだまさしだけ

<…気がつけば さびしげな町ね この町は…>の
フレーズが何ともしみじみと染み入ってくる…


食事をして元気回復してからの続きは ⇒№22へ
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No title

案内板のない一里塚、がんばって生きのびてほしいものです。
経済成長に貢献しないものは切り捨てられそうな世の中だから心配です。
レトロな喫茶店――若い頃はあまり好きではありませんでした。今はそんな喫茶店が好きです。
昔のものがすべていいわけではありませんが、あまりにも普通の喫茶店がなくなってしまったので。
コーヒーを飲むだけではなく、一息つけるような喫茶店ってなくなりましたね。
今の全国展開のコーヒー屋さんや、こだわりのコーヒーとかいう店のほうが、コーヒーはおいしいかもしれないけど、効率よく席がレイアウトされていて、ゆったりという気持ちになれません。
経済成長にあまり貢献しそうもない、あの店この店・・・、私の行きつけの店はどこも潰れて(?)しまいました。私が疫病神だったかなあ。

おらあ三太だ さま

 東方の一里塚は案内板こそありませんでしたが印象に残る木ではありました…
別な木に植え替えてまでもその場所を残そうという意思がどこからくるのか
誰の意思なのか…考えてしまいます

 旅の初日に神田駅北口の喫茶店<小鍛冶>がチェーン店になっていたのを
約50年ぶりに見た時はその場所に喫茶店が残っていたことだけでうれしかった…
でも、それは東方の一里塚が塚木を変えて残っていることとは意味が違いますよね
バネの壊れた椅子のある喫茶店は残れない時代なのでしょう
神田の古本屋街とブックオフとの違いも気になるところです…
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プロフィール

楽葉サンタ

Author:楽葉サンタ
元児童劇団員、元図書館員…
リタイアした現在は幼児でも遊べる人形劇を楽しく研究中…
妻一人、子ども三人、孫四人

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